

『日々の泡』 著:ボリス ヴィアン 新潮文庫
フシギな国へ迷いこんだような話。
現実なのか、何が起こっているのか……。
究極の愛なんだと思う。
*映画『クロエ』の原作:利重剛監督、永瀬正敏、ともさかりえ出演

『「さよなら」が知ってるたくさんのこと』 著:唯川 恵 新潮文庫
エッセイと言われるものがむしょうに読みたくて買った本だった。
「自分に宛てたた手紙」は斬新でした。
親愛なる「あなた」へ〜私という「あなた」より
自分でも書いてみました。意外な発見があるので、
たまには書いてみるといいものです。

『別人「群ようこ」のできるまで』 著:群 ようこ 文春文庫
群ようこさんが、いかにして物書きになられたかが、おもしろおかしく書かれている。
文中〜「40歳になって、今と同じことをやっていて私は満足しているだろうか」
と考えてみると、「そんなの絶対に嫌だ」〜に、“人じゃない、自分だよな”って、
何かに迷ったり、決断しなきゃいけない時に思い出したりする。私の教科書的存在。
群ようこさんとは、お話もしたことがないし、お会いしたこともないけれど……。
エッセイを読んで、家族構成が似ていたり、弟さんとのやりとりに、
“ああ、この人好き”“分かる、分かる”と、物書き以上に人としての
群ようこさんのファンになったのだ。
その始まりは大学生の頃、S銀行の「本を貸し出すコーナ」で、偶然手にしたのが
『無印良女』だった。呼ばれるのを待つ間に、読みすすめていくうちに、あまりの
おかしさに笑いをこらえるのに必死だったけ。結局、自宅に持って帰って、いっき
に読んでしまった。さらに、このおもしろさを自分だけでとどめておくのは、もった
いないなと思って、家族にも読んであげたら、思った通り、家族も大爆笑だった。
それから、大学に通う地下鉄の駅前の古本屋さんに通っては、群さんの本を買いあさり、
まず初めに『無印』シリーズを制覇!その中で、『別人「群ようこ」にできるまで』にも出合ったというわけ。でも、デビュー作の『午前零時の玄米パン』にはなかなか出合えなくて……、
たまたま立ち寄った本屋さんで見つけた時は、即購入!!そんな作品が2003年夏に、
文庫本として、角川文庫から出ているのを見つけて、“持ってるもん!!”と
思わずほくそえんでしまった。

『きらきらひかる』 著:江國 香織 新潮文庫
“純度100%の恋愛小説”という言葉に惹かれて購入。
人を好きになる、好きな気持ちはとめられなくて、
自分でもどうしていいのか、どうしたいのか分からない気持ちがすごく伝わってきた。
ここに出てくる登場人物にとってのW好き”は、苦しくて、せつなすぎる……。
決して楽しいW好き”じゃないんだけど、だからなのかはまってしまった。
章ごとに、主人公である笑子、睦月の視点で書かれているのが新鮮だった。
江國作品のとりこです。
 |